７月２９日、マウアー・ファラオ国防大臣が水銀燈前総理に後継指名されたため今日内閣総理大臣に決まりました。
なお、水銀燈前総理は任期を２ヶ月残して総辞職しました。
明日、正式に涼宮遙大統領により下院で任命され、新たな総理大臣による所信演説も行われます。
しかしこの内閣人事には与野党反発が既に起こり、野党は内閣不信任案を提出する構えを見せ、与党からは造反議員が出てきていて政界再編も考えられラクス・クラインら造反議員は反与党を掲げて「ラクス革命人民党（ＬＲＰＰ）」を結成したという発表を行っています。、本日で就任したマウアー・ファラオ内閣総理大臣は厳しい舵取りを迫られそうです。
議会勢力分布図（３００議席）
水銀燈前総理 記者会見にて ※一部抜粋
「こんばんわ。
さて、とりあえず総理の仕事が終わったわねぇ。ほんとうにだるいわぁ。
とりあえず水銀党の党首の座にだけ座る予定だから。
まぁ、後継指名にした理由はまぁ政治的空白を作らないこと、それが理由。
ここからは後の総理の仕事。
また気が向いたら総理の仕事に復帰することにするわぁ。
もうだるいから今日はこれで終わりねぇ」
マウアー・ファラオ総理大臣 国民向け所信演説にて ※一部抜粋
「こんばんわ。
本日、内閣総理大臣に就任したマウアー・ファラオです。
このたび、私は、水銀燈前総理の指名を経て内閣総理大臣に任命され、国政を担うこととなりました。重責に身の引き締まる思いでございます。我が国の進路に誤りなきを期し、国民の皆様の御信頼と御期待にこたえてまいる決意であります。
さて、私は現在の情勢から概観した結果、あらゆる他国からの脅威を守るため軍事制度を改革しなければならないと水銀党に入党してから訴え続けていました。我が国は専制政治から独立を果たしましたが、国力の面からまだ他国と比べて未熟です。また、治安情勢も他国と比べて残念ながら安定してません。いわゆる今の情勢は危機に近い情勢なのです。まずそのためにはそれらの危険な要素を取り除くことが先決だと考え、まず国内の警察・軍隊を更なる改革を行います。いわゆる政治においても経済においてもあらゆる面において軍隊・警察の治安機関は国の宝になることは間違いありません。だから改革をするのです。軍事改革は私が総理になったときの責務なのです。軍隊・警察は専制時代の遺産と取沙汰されていますが、そんなことはありません。わが国の軍隊は革命時に協力しましたし、涼宮 遙大統領が創り上げられた現在の国を守っているのは軍隊・警察なのです。今国会では「軍事改革国会」と位置づけ改革を推進していきます。また私の内閣では軍事内閣に位置づけられると思いますが、今までの国政に影響せず円滑に進むと確信しています」
以下、記者団との質問のやり取り。
記者Ａ「初めての我が国においての軍部主導内閣ですね。この人事では与党の一部からは懸念の声、野党からは非難の声が上がっていますが、それについて何か考えていることは？」
総理「演説でも述べたとおり問題ないと思っています。なぜなら私の内閣は全員議員だからです。議員ということは民主主義のプロセスを踏襲していることになるでしょう？」
記者Ｂ「所信演説では軍事改革のことに大半を費やしましたが、経済政策においてはどういう政策を行うんでしょうか？」
総理「経済政策についても勿論推進していきますが、今国会ではあくまで軍事改革を主に進めていきます。しかし、経済なくして軍事改革はできないので
軍経両立を目指すつもりです。内閣に軍部派ではない長門有希を起用しました。先ほどの話と関連していますが私の内閣では軍部主導内閣ですが適材適所を軸に考えていましたのでこういう人事になったのです」
記者Ｃ「本日、与党から軍部主導内閣成立に反対して造反議員が出たという情報があります。政界再編、つまり少数与党化することですね、そいうことも考えられる中そういう人に対する処遇は？」
総理「そうね、処遇は水銀燈党首に一任されていますが、私も水銀燈党首も意見が一致しています。勿論除名処分を考えています。
少数与党化は考えていませんが、私の人事には間違っていません。例えば、そういうことで改革が廃案になった場合は下院解散も辞さないと考えています」
マウアー・ファラオ内閣の顔ぶれ
※２００６年７月２８日（水）発足。年齢は同日現在。（初）は初入閣、（留）は留任。
内閣総理大臣
＜軍部派＞
マウアー・ファラオ（２３）【Ｚガンダム】《声》榊原良子
