第一回 下院総選挙 与党連合が大勝
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有史初めての第1回下院総選挙の投開票が11月17日に全国各地で行われ、大勢が判明した。
「水銀党」は終始組織と無党派層をも幅広く取り込んだ選挙戦を展開し、1位当選を63選挙区中、49選挙区で確定させ野党地盤の1つである21・22・35選挙区でも上位当選を果たすなど野党の基盤をも掌握した。また90パーセントの内閣支持率も追い風となった。
一方野党側は水銀党党首である水銀燈の首相時代の政治資金疑惑や、軍部による権力の委譲問題を盾に国民に訴えたが、風を起こすことが出来なかった。また突然とも言うべきミルフィーユ桜葉首相の解散に野党も足並みを乱し、事実上の分裂選挙となった。
議席は前議会で水銀党が過半数割れ(141議席)に陥っていたが、水銀党だけで70%強の議席を獲得(254議席)、党勢を回復させ絶対安定多数となった。また水銀党の支援を受けた中道政党の「魔法の家」(10議席)、「ご奉仕自由党」(7議席)も大幅に議席を獲得し、議案提出権(20議席〜)をこれからの議会運営で得ることが出来る。一方、野党はそれぞれ議席を減らした。野党第一党の「燃主義者連合党」が50議席と選挙前の62議席から大幅に議席を減らす大敗を喫し、同党代表のキョンが辞任をとって党首を辞任した。一方、「ラクス革命人民党」も54議席から11議席へと大幅に減らす大敗を喫したが、党首のラクス・クラインは辞任しない模様。
一部情報からはラクス革命人民党と燃主義者連合党が合併する憶測も流れている。
水銀党党首の水銀燈(前総理大臣)は地元の支持者集会で勝利宣言を行った。
水銀燈「私達、水銀党の勝利は我が国、有史以来の民主主義を意味しますわぁ。
結果は予想を大幅に上回る約7割強の議席を確保し、なおかつ他党の「魔法の家」「ご奉仕自由党」の議席を合わせると4分の2になります。
邪魔な野党を破り、念願の憲法改正に必要な議席を上回ることができたのですわぁ。
おばかさぁんの野党共は次回の議会は翼賛国会になるとほざき、また選挙結果に対する抗議集会を開催すると宣言していますが勝利は勝利。
民主主義の手法で私達が勝利したのですからぁ、さっさと変な遠吠えしないで私達の勝利を認めてほしいものよねぇ」
ミルフィーユ桜葉前総理大臣も記者会見を行った。
ミルフィーユ桜葉「予想よりも投票率も上がり、初めての総選挙は成功しました。
結果は私の予想を上回る与党の大勝でしたね、信任されたと言ってもいいと思います。
これからも頑張っていきますのでよろしくお願いしますね」
涼宮 遙大統領は、自身が取り組んできた民主プロセスを強調した。
涼宮 遙「投票率が95%という結果に驚きを隠せないでいます。
結果がどうであれ、下院総選挙が実施できたのは国家全体で取り組んできた民主プロセスの成果だと思っています。
これからの議会運営にあたって、更なる民主プロセスの深い議論を皆様で行っていってほしいと切に願うばかりであります」
開票結果は以下の通り。()内の数値は前回との議席の増減
与党連合(322議席)
水銀党 | 魔法の家 | ご奉仕自由党 | |
議席数 | 254(+113) | 40(+30) | 28(+20) |
野党連合、その他(81議席、涼宮 遙を除く)
燃主義者連合党 | ラクス革命人民党 | 最萌国民党 | 無所属 |
50(-34) | 11(-43) | 16(-8) | 5(+3) |
前議会の議席勢力
主な声優派閥別 ()内は1位当選した数
中原麻衣派 | 14(8) |
川澄綾子派 | 11(6) |
折笠富美子派 | 8(4) |
能登麻美子派 | 8(3) |
新谷良子派 | 7(3) |
清水愛派 | 7(1) |
水樹奈々派 | 7(1) |
沢城みゆき派 | 7(0) |
倉田雅世派 | 6(4) |
松来未祐派 | 6(0) |
堀江由衣派 | 5(2) |
高橋美佳子派 | 5(2) |
田村ゆかり派 | 5(1) |
生天目仁美派 | 5(1) |
保志総一郎派 | 5(0) |
緑川光派 | 5(0) |
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